防災音調津広尾町

三陸沖地震、他人事じゃない。

2026年4月20日、三陸沖M7.7の地震で北海道にも津波警報が発令された。音調津でゲストハウスを運営する者として、公式データを調べてわかったこと、やるべきことを書いておく。

昨日の夕方、スマホに警報が届いた。

三陸沖でM7.7の地震。北海道の太平洋沿岸に津波警報。岩手・久慈では実際に80センチの津波が観測された。

音調津は、太平洋に面した漁師町です。 他人事じゃない——そう気づかされた夜だった


音調津の避難場所、知ってますか

同じ資料に、避難場所も明記されている。

指定緊急避難場所(2か所)

  • 道道音調津陣屋線 駐車帯付近(音調津225番地先)
  • 音調津避難施設前・スキー場跡地(音調津153番地1)

津波警報解除後の第一次避難所

  • 音調津避難施設(音調津153-1 / 収容40人)
  • 広尾町葬斎場(茂寄南1号18-2 / 収容15人)

あなたが日靜に泊まっているとき、このどちらかに向かうことになります。 どこにあるか、今日確認しておいてほしい。


34分あれば、1,500メートル歩ける

資料には「徒歩避難可能距離の目安は1,500メートル」とある。 1.0m/秒の歩行速度で、準備時間5分を引いた計算。

1,500メートルというのは、余裕があるように聞こえるかもしれない。 でも実際は——夜中に揺れで目が覚めて、状況を把握して、ゲストを起こして、高台へ案内するまで、34分は思ったより短い。

試しに、スキー場跡地まで歩いてみた。 距離にして約1.2キロ。普通に歩いて15〜20分。

問題ないように見えるけど、雪の季節は?暗い夜は?外国人のゲストは? ——そう考えると、「知っている」と「動ける」は全然違う話だと思う。


ゲストハウスをやっている、ということの意味

日靜をオープンして、今年で1年目。

来てくれるゲストの多くは、音調津に初めて来る人たちです。道を知らない。避難場所も知らない。夜中に揺れても、どこに逃げていいかわからない。

チェックイン時に口頭で伝えること。部屋に避難経路の地図を貼ること。「強い揺れが来たら、警報を待たずに高台へ」と案内すること。英語や中国語でも同じことが伝えられるようにすること。

昨日の夜、そのことを改めて考えた。


まず、自分がやること

  • 避難場所2か所を実際に歩いて確認する
  • 施設に多言語の避難案内を掲示する
  • 夜間にゲストを起こして誘導する手順を決める

記事にしながら、チェックリストを書いている。


昨日の津波は、幸い大事に至りませんでした。

でも「あのとき備えていてよかった」と言えるために動くのは、今しかない。

音調津に来てくれるすべての人の安全を守る責任が、ここにある——そのことを、正面から受け止めた一日でした。


参考:広尾町 音調津地区 津波避難地域計画(PDF) 参考:広尾町 防災ハザードマップ

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