広尾町に来て1年。正直に話します。
札幌出身・住宅営業を辞めて北海道広尾町の地域おこし協力隊へ。その選択と1年間のリアルを話します。
なぜ、こんな場所に来たのか。
最初の頃、自分でもうまく説明できなかった。「なんとなく」じゃなくて、ちゃんとした理由があるはずなのに——言語化しようとすると、するりと逃げていく感じ。
でも1年経った今なら、少し話せる気がします。
広尾町って、どこ?
北海道の十勝地方、その南の端っこ。
人口はおよそ6,000人。コンビニはある。でも信号は少ない。夜になると、星がこわいくらい多い。
「聞いたことない」という人がほとんどだと思います。それでいい。知る人ぞ知る場所というのは、まだそこに「余白」があるということだから。
前職の話をすると、よく驚かれる
住宅営業をやってました。1年目で全国6位の営業成績を出した。
「じゃあなんで辞めたの?」って、よく聞かれます。
数字を出すことは得意だったし、嫌いでもなかった。でも何かが、ずっとひっかかってた。「これは、本当に自分がやりたいことか?」という問いが、消えなかった。
で、地域おこし協力隊の存在を知った。
地域おこし協力隊として、今やっていること
広尾町に来てから、いくつかのことを並行して動かしています。
地域通貨「サプリ」の運用。町の中でお金が回る仕組みを作るプロジェクトです。地域経済って、意外と壊れやすい。そこに小さな工夫を入れていく仕事。
「広尾しごと」という地域求人サイトの運営・構築。人手不足に悩む地元の企業と、広尾で働きたい人をつなぐプラットフォームです。AIチャットボットも入れました。
あとは、地元の中小企業のHP作成やDX相談の対応。「デジタルのこと、誰に聞けばいいかわからない」という声が多くて、そこに入っていく感じです。
最初の3ヶ月は、正直しんどかった
移住してすぐ——何もかもが「わからない」状態でした。
地域のルール、人間関係の距離感、ゴミの出し方まで。都市で当たり前だったことが、ここでは通用しない。
でもそれって、考えてみたら当然の話で。新しい場所に来て、すぐに馴染めるほうがおかしい。
しんどいのは、変化している証拠。 そう思って、とにかく動き続けました。
AIの開発も、ここでやってる
地域の仕事をしながら、いくつかのAI開発も並行して続けています。
AIを使ったツールやサービスをあれこれ作っている感じ。詳しくは GitHub を見てもらえると伝わると思います。
広尾町でそんなことをやっているというと、よく驚かれます。「なんで北海道の端っこで?」って。
でも、むしろここだからできる部分がある。
都市の喧騒から離れて、静かに考える時間がある。地域の課題と向き合いながら、「本当に必要なもの」が見えてくる。
1年経って、思うこと
正解だったと思ってます。
ただし——それは「楽だった」という意味じゃない。しんどいことも、うまくいかないことも、たくさんあった。
それでも、自分が選んだ場所で、自分が選んだことをやっているという感覚は、何にも代えられない。
このブログでは、協力隊の活動、AI開発の記録、広尾町での暮らしを書いていこうと思っています。
綺麗なことだけじゃなく、失敗や試行錯誤も含めて。
よかったら、またここに来てください。